分析の見方について

分析の見方について

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  • * TOMAJINでは、よりお客様に分かりやすく的確にトマトの評価と価値をお届けするために専門の検査機関を用いてトマトの分析をしております。

        

    Brix糖度:光合成の指標  

    トマトの糖度。
    光の屈折を利用した糖分の計測で、食べたときに【甘い】と感じるかどうかの指標になります。 光合成が適切に行われている野菜では、糖分(炭水化物)の蓄積が十分に行われ、糖度が高くなると考えられます。

      

    抗酸化力:窒素代謝(同化)や糖代謝の指標 

    トマトがどのくらい体内の酸化を抑えてくれるかの指標 。
    私たちの体は酸素を利用してエネルギーを作りだしていますが、酸素を利用すると同時に活性酸素が体内で生じます。
    「通常は抗酸化酵素やビタミンE・Cなど、体に備わった抗酸化能が酸化ストレスから防御していますが、様々なストレスによって活性酸素の産生が過剰になると、酸化ストレス(抗酸化防御機構のバランスが崩れた状態)が引き起こされます。(「厚生労働省 e-ヘルスネット」参照)」  

     

    ビタミンC: 糖代謝の指標

    トマトがどのくらいビタミンCを保有しているかの指標。
    野菜は光合成により糖分を生成しており、ビタミンCは糖より合成されることが知られています。 ビタミンCは皮膚や粘膜の健康維持を助けるとともに、抗酸化作用を持つ栄養素です。
    肌のハリをやシミを予防する美容効果や、免疫力を高める効果、ストレス抵抗力を高める効果など、様々な働きをもちます。

     

    硝酸イオン:窒素代謝(同化)の指標

    トマトの健康状態を表す指標。
    硝酸イオンは野菜にとって大切な窒素源ですが、アミノ酸、タンパク質に合成していく過程が妨げられると、植物体内に蓄積(含有量が多い)してしまいます。旬の野菜の値を参考に、窒素代謝がきちんと行われている(蓄積した硝酸イオン少ない)かどうかを見える化しています。

      

    【データ分析元:株式会社メディカル青果物研究所】

    https://www.d-medical.co.jp/vegetable-health